コンピュータの歴史から学ぶ

更新日2022-07-16

現代社会にはコンピュータは必要不可欠です。
コンピュータの便利さは、個人や企業もわかることでしょう。
しかし、大問題の使い方をしている人が使い続けている現状もあります。
その一つがテクノロジー犯罪者の犯罪行為です。
人間社会の歴史から、それが大問題だということを学ぶべきです。
そして、行動するべきです。

コンピュータの歴史を簡単に書いてみます。(詳しくはWikipedia参照)

計算機の原点は、欧州にあるようです。
アナログ計算機なら、紀元前のギリシア人によって作られた歯車式が最古のようです。
その後、学問が発達した1600年代の欧州のドイツで、ライプニッツが二進法の数理を確立しました。

最初のデジタル計算機は、1942年のABCです。
アイオワ州立大学で、アタナソフが複雑な方程式をより高速で解く方法を模索してベリーと作ったものです。
これは二進数でCPUはないがメモリ機能を備えています。
デジタル計算機が広く知られるようになったのは、1946年のENIACです。
ペンシルベニア大学で真空管を使った10進数の演算処理が可能なコンピュータです。
これはミサイルの弾道計算に使われたようです。

上記からわかることは、欧州で学問が発達し、アメリカでコンピュータが作られたということです。 そして、誰が作ったかというと、大学の電気工学や物理学専門の博士たちです。
目的は、難しい計算や軍事利用です。
この辺りから、コンピュータのことを学ぶことができます。

コンピュータは、本来、難しいモノづくりだったのです。
科学を用いた集団努力による結果、賜物だということです。
その賜物を軍事に利用する、言い方を変えれば、相手を殺すための計算機なのです。
アメリカにとっては相手を倒すことが正義でもあります。
別の相手からとらえればそれは悪であり、悪用でもあるのです。

当時と現在では、コンピュータの入手しやすさ、利用のしやすさが違います。
サイズやエネルギー効率も圧倒的に違います。
皆さんが家庭や企業で何気なくコンピュータを利用しています。
その目的も様々です。
問題は、誰がどこでどのように使っているのかということです。
大問題なのは、コンピュータの悪用です。
コンピュータの使い方によっては本当にすごいことができます。
コンピュータの使い方を見誤るは、大問題の事ができてしまいます。

テクノロジー犯罪とは何なのか?
きっとこれから未来もそれが大問題になると思います。
コンピュータをどう使うと、テクノロジー犯罪になるのか。
何を知っていて、何を知らないのか。
何をわかっていて、何をわかっていないのか。
何を正しいと思うのか、何を間違いだと思うのか。
テクノロジーと呼ばれるところ、その背景は?量子技術は?どこで?どのようにしているのか?
背景を知ると、考えると、本当はものすごく怖いことでもあるとも思います。
誰が関わっているのか?
テクノロジーとは何なのか?
コミュニケーションとは何なのか?
言葉とは何なのか?
プライベートとは何なのか?
犯罪とは何なのか?
被害とは?加害とは?
なぜ気づかないうちに見えない誰かから弄られるのか?
その必要があるのか?

どこかで生まれる。
何かを学ぶ。
誰かに聞く。
何かを調べる。
なぜ人は歴史を知るのか?
なぜ人はそこから学べるのか?